住友理工株式会社
生産管理部 様

クラウド管理で入出荷や滞留の情報を見える化して、

長年の課題であった、パレットの国際間リターナブル運用をスタート!

住友理工株式会社
住友理工株式会社は、幅広い事業領域において高機能ゴム、樹脂を製造されており、中でもモビリティ分野では防振ゴムやホース部門で世界トップレベルのシェアを持っています。  ➡住友理工株式会社HPへ

容器管理システムの導入が、長年課題となっていたパレットの国際間リターナブル化を後押し。
どのような場面でハコラボQRアプリがお役に立っているのか、インタビューさせていただきました。

目 的 リターナブルパレットの国際間運用を管理
課 題 ①管理不足によるパレット紛失
②物流現場での管理工数の低減
効 果 パレットの所在や在庫データを一元管理できること。管理作業の軽減につながっている

 

 貴社の取り組みについて教えてください

物流費削減プロジェクトの一環で、製品の国際間輸送に使用しているワンウェイパレットをリターナブルパレットに切り替えることで、資材費の低減を目指しました。
また到着地でワンウェイパレットの廃棄をなくすことで、環境負荷削減にも貢献したいと考えています。

国際間輸送に使われるリターナブルパレット

 なぜパレットを管理する必要があったのでしょうか?

輸出入品を取り扱う海外拠点に対しワンウェイパレットを使用していますが、都度資材費が発生するため、資材費の低減が社内で課題となっていたこと。また、過去にパレットのリターナブル化を検討しましたが、パレット紛失を防止するための管理ツールがなく、実現が難しい状況でした。

 HACO Lab.(ハコラボ)を知ったきっかけを教えてください

名古屋で開催された国際物流総合展をきっかけに知りました。システム紹介や事例等をお聞きしたところ、社内で検討していたパレットのリターナブル化実現を後押しできる管理システムだと思いました。

 HACO Lab.QRアプリ導入の決め手を教えてください

1海外拠点および弊社の双方でコスト削減効果があり、今後、中国でさらなる効果を期待しています。
また、スマートフォンを利用して2次元コードを読み取るだけで容易にパレットの管理ができること。
さらにクラウド上でデータの一元管理が可能なことも導入の決め手でした。
弊社が過去にパレットのリターナブル化を検討した際には、手作業での管理工数が大きく、パレット紛失など大きな課題があり実現に至りませんでした。しかし、ハコラボはコスト面と作業性の両立が叶う画期的なサービスであり、パレットの紛失防止にも繋がると思います。

 HACO Lab.QRアプリの利用方法を教えてください

日本とタイを循環するパレットの在庫管理、所在管理で利用しています。その管理データから、パレット紛失のリスクヘッジや、パレット破損、耐久年数を迎える時の必要パレット数量、投入時期などを判断する材料として今後、役立てていく予定です。

 HACO Lab.QRアプリを貴社海外拠点にてお使い頂く上で懸念点はありましたか?

海外拠点で利用する際に徹底したパレット管理が実施できるか、運用方法を周知できるか、ということを懸念していました。この点は、日本はもちろんのこと、タイ現地でも(株)日新の現地法人によるサポートがあり、スムーズに導入が進められました。また、問い合わせやトラブル発生時の対応が早かった点も好印象でした。

 HACO Lab.QRアプリ導入後の効果はいかがでしょうか?

資材費低減(パレット購入頻度減)、手作業での管理が不要となり、海外拠点、倉庫での入出庫作業および在庫確認の工数低減につながっています。また、パレットの入出荷と滞留期間が“みえる化”された事で、当初、懸念していた拠点および日本側でのパレット転用(紛失)が発生していません 

 HACO Lab.に求めるものはありますか?

2次元コードの読み取りスピードがより速くなることです。また、読み取り距離がより改善されると一層の業務効率化につながるのではないかと考えています。加えて、不要な2次元コードを読み込むとアラートが表示される機能があるとうれしいです。

 貴社の今後の展望について教えてください

今回の導入実績を基に、輸出入品を取り扱う他海外拠点間においてもハコラボQRアプリを利用したリターナブルパレット化を導入していきたいと考えています。

住友理工様、インタビューへのご協力まことにありがとうございました!
長年の課題の解決に、ハコラボQRアプリがお役に立てて、うれしく思います。
日-タイ以外の国際間リターナブル運用の成功を祈っております。

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